PD movement Labのコア・コンセプト 動きの障害の背後にある体の原理

PD movement Labのコア・コンセプト 動きの障害の背後にある体の原理

私がパーキンソン患者さん達の動きを取り戻し、維持するために使っている方法の基礎になるコアコンセプトを概観してみましょう。よちよち歩きの赤ん坊、すくみ足を改善する方法、意識的な運動の大切さについてお話ししたいと思います。楽しんでください。

オランダ人自転車乗りの魔法

オランダ人自転車乗りの魔法

私は最近Neurology Now誌に小文を書きました。それはティーンエイジャーの息子がメトロカードを家に忘れた時、オフの状態にあったにも関わらず数ブロック先まで自転車をうまくこいでそれを届けるという楽しい経験をしたためたものです。この小文を書いた時、もっとこれについて書いてみたいと思いました。パーキンソン病が進行した人にとって何故自転車をこぐことが歩くことに比べると簡単なのか、いくつかの原因に焦点を当て、すでにPD Movement Labで過去に述べたことと関連づけてみたいと思います。

Gary Pauley氏 筋力の最大化とDBSの調節、ウエイトリフティングコーチ、そして退役軍人ゲーリー・ポーレイ氏

Gary Pauley氏 筋力の最大化とDBSの調節、ウエイトリフティングコーチ、そして退役軍人ゲーリー・ポーレイ氏

PD アウトライアーズ 005

ゲーリー・ポーレイ氏はオリンピックの競技であるウエイトリフティングを学ぶことによって失われたバランスを取り戻しました。認定されたフィットネスコーチとして、DBSを受けた患者さんとして、アメリカ陸軍の退役軍人として、彼はPD患者さんの一般的機能を改善させること、DBSの電圧をカスタマイズすること、そしてそれを助ける人達の組織化といった知的な課題を達成しています。

Dr. David Blatt:バランスドクター

Dr. David Blatt:バランスドクター

PD アウトライアーズ 003

デイビッド・ブラットは彼がパーキンソン病と診断されてから何年かの内に、バスケ ットボールの上で腕立て伏せが出来るようになり、うまくボクシングのスピードバッ クを打てるようになり、スキーでレースが出来るようになりました。私は彼の傍に座 り、彼がパーキンソン患者として、どのように身体機能と生活の質を改善したのかと いう秘訣を教わりました。

岡田芳子医師  40年の罹患歴、日本の岡田芳子医師のセルフケア

岡田芳子医師  40年の罹患歴、日本の岡田芳子医師のセルフケア

PD アウトライアーズ 001

岡田芳子さんは医師であり、第2回の日本パーキンソン病学会(JPC)の会長でもあります。彼女は40年のパーキンソン病罹患歴を持っています。私は東京で数週間前にPD Movement Labのテクニックについて講演した時に、芳子さんに会って、彼女のコンディションに驚きました。。。